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2016年7月30日 (土)

シンゴジラ

20160730_shin_godzilla


2016年9月18日 3時20分 作成
シンゴジラ見てきました。

何故またこの御時世にゴジラ…、何年ぶり?
そんな印象だったので見る予定無かったのですが、
近くに行く人が居たので一緒に行きました。

エヴァは知っていますが、2話ぐらいを摘み食いしただけなので
面白さを全然知りません。
リアルタイムなのか再放送なのか忘れましたが、
友人が滅茶苦茶ハマっていて、全話の録画を貸してくれたのを覚えてます。
見ませんでしたけど…。

庵野秀明監督作品で知っているのは唯一、彼氏彼女の事情です。
原作付きですが…。
結構好きだった様に思いますが、最終話付近が超展開で終わった様に記憶してます。

そんな感じでゴジラ知らない監督知らない様な私が
内容についてはどう感じたかというと、以降ネタバレ有りで続きます。

滅茶苦茶面白かったです。
見て良かったと思いましたね。

冒頭からの会議の連続で呆気に取られていたのですが、尻尾が出る頃には楽しみ方を理解しました。
あぁこっち(政府側)の混乱を描いていくのだな、と。

私はこの政府側の人々を仕事しない無能の集まりだと思ってみてました。
別に「どうせ無能だろ!?」と決めつけて見ていた訳ではないのですが、本当無意識の内に無能と決めつけていたっぽいです。
確かに映画で組織が出てくる時は主人公を目立たせる為に大抵無能の集まりで描かれるので、
今回もそうだろうと思ってしまっていた様です。
尻尾とか生物ですからとか、如何にも重要な判断出来無さそうな言動が続き、無能政府を結構確信していた様に思います。

無意識ながらもそう思っていた状態で最初に感じた違和感は生物学者を集めた会議の場を「時間を無駄にした」と一蹴した事です。
「あれ!?この首相、ちゃんと時間の使い方を理解してるぞ!?」と。
意識して無能政府と見てるのなら「無能ではないっぽいぞ」と改善していくのですが、
何せ無意識で見下してたものだからその評価が一向に変わりません。

「国民に銃を向ける訳にいかない」で首相の評価がかなり上がったのですが、
武力を行使しない側だから元気良く言い切れるだろうと高を括っていました。
しかし、その後の武力行使のタイミングでは成果が芳しくない報告を受けると
周りに要求される前に自ら無制限使用許可を言い出すのです。
此処迄されて漸く気付くのです。
「あ…、この政府滅茶苦茶有能だったんだ…。」

そう気付かされた後に来る全力攻撃なのに無傷と言う事実。
結構絶望させられました。
この有能な政府指揮の元で動いた自衛隊の全力攻撃全弾命中で無傷となると、最早日本には太刀打ち出来る術がない。
巷ではこの後の熱線の方が絶望感高かった様ですが、私はこのタイミングか首相殉職が一番万事休す感あったと思います。

そして臨時首相代理になります。
確か冒頭の会議で海外に行ってて欠席してた人だよねと思い当たり「頼り無さそう…。」が第一印象でした。
ぼやき癖がその印象を確信させます。
それでもぼやいてる内容は至極真っ当な内容で、
海外からの入電にもYesと即答しない程度には肝が座ってるのが見て取れました。
決断力が無さそうなのが後々面等臭くなりそうだなと思いました。

「で、何処に判押せば良いの?」で私の評価は完全に底を突き、駄目だこの人と烙印を押したのでした。
後々巷の感想を読んでいると私がこのシーンの文脈を完全に読み間違えてた事を知ります。
私は、どんだけ頑張っても悪い事でしか歴史に名を残せないから
成るように成れの精神で適当に判子押すシーンだと思っていました。
違うのですよね。
世界からの圧力を全部受け流して官僚閣僚のしたい事を全力で支援すると言う事を表明するシーンなんですよね。
自分がしたい事は東京の荒野化を避ける事で、それを成し得る為には官僚閣僚にしたい事をさせれば良いという
ある種の信頼関係から成り立つ我儘を通す決断をしたシーンなんですよね。
臨時代理扱いなのにとても有能な判断力じゃないですか。
残念ながら私は其れに気付けませんでした。
その所為でフランスに頭下げてるシーンが映る迄の中の評価が低いままでした。
飛んだ誤りだったわ。

炎から熱線へと変化するシーンのエフェクトはとても綺麗で凄いと思っていたのですが、
熱線で切断されるビルのCG感がどうも好きに成れませんでした。
高層ビルがゴジラに覆い被さる所もどうもCG臭くて、見入るシーンなのに妙に気が散っていた気がします。
後々メイキング見て驚いたのですが攻撃ヘリとか戦車とかもフルCGなのですよね。
ここらへんは全くCGさが無くて特撮だろうと思っていたぐらいに自然だったので、
何故ビルだけがああなってしまったのか不思議です。
まぁ正確に言えば在来線列車が巨大不明生物に巻き付くシーンも違和感激しかったのですが、
あれは細かく突っ込んだら負けな気がするので流します。
CGっぽく見える不自然さと言うより物理的にそんな動きしないと言う違和感なのですが、浪漫兵器ですからね。
浪漫は現実に勝る。

因みに私は無人在来線爆弾よりも突撃新幹線の方が好きてす。
首都圏の在来線そんなに乗った事無いですし…。

巷で無人在来線爆弾の盛り上がりを見ている限り、首都圏に住んでいたらもっと楽しめたんだろうなと言う印象があります。
昨日乗ったあの電車が、先週行ったあの場所が登場するからこそ現実で手に汗握る感情に為る様に思います。
私には東京の経験が無さ過ぎました。
知識じゃなくて経験です。
今回の場合はいくら知識が有っても所詮ファンタジー止まりに為ってしまって意味が無いのです。
経験が有って初めてキャッチコピーの「現実対虚構」が意味を成す気がします。

じゃあ済んでる所を題材にもう1作作って欲しいかと言われると難しい所ですね。
今作の完成度があまりに高過ぎて、次作作っても駄目なんじゃないかと思ってしまうのです。
興行収益は良さ気なので次作は十分に有り得るのですが、まぁあんまり期待せずに居ると思います。

ゴジラの楽しみ方を丁寧に教えて貰った作品だった様に思います。
何事も愉しみ方が分からないとつまらないですからね。
愉しみ方を知ったので「次作を待つより過去作を遡って見たくなる。」、そんな作品でした。
間違いなく今年度トップ作品ですので、下半期に本作を超える様な作品が出てくるのかどうか見物です。

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